この度の未曾有の大震災で被災されました方々に対し、心からのお見舞いを申し上げます。犠牲になられた方々とご遺族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
また、本震災で損傷した東京電力福島第一原子力発電所のトラブルやそれに伴う放射性物質の漏えいに関しまして、経済産業省原子力安全・保安院は3月18日に国際原子力事象評価尺度で「レベル5」に相当するとの暫定評価を出しております。我が国の原子力関連事故では最悪の事態となっており、社会的にもきわめて大きな問題となっております。 本学会は、放射能・放射線の生命科学等への有効利用や放射性元素の化学、微量放射性核種の検出、さらには環境中での放射性核種の挙動に関する研究など放射能・放射線にかかわる基礎から応用までの幅広い研究を行っております。今回の福島第一原子力発電所の事故に関しましては、私どもの専門知識を活かして一刻も早い日常生活の回復と復興に貢献してまいる所存です。
日本放射化学会会長 2011年3月19日
放射化学及び関連研究のさらなる発展と活性化をめざし、日本放射化学会/The Japan Society of Nuclear and Radiochemical Sciences は設立されました。 設立の趣旨は「設立趣意書」をご覧ください。
日本放射化学会は、英文論文誌 “Journal of Nuclear and Radiochemical Sciences” ならびに、学会誌 “放射化学ニュース” を刊行しています。 詳細は「刊行物のページ」をご覧ください。
日本放射化学会は、日本放射化学会員が中心となって開催する研究会等の事業に対して開催経費の補助を行っています。 詳細は「事業経費補助について」をご覧ください。
「学位論文要録」欄は、最近、博士の学位を授与された会員の方々の学位論文内容を抄録の形で掲載し、現代の放射化学およびその関連領域における進歩についての情報を提供することにあります。しかし、編集委員会が広範な領域に展開する執筆候補者につきまして、遺漏なく情報を得ることは困難であります。このため、会員の皆様に同欄の執筆候補者を推薦いただきたく存じます。自薦・他薦は問いません。会員諸兄姉からのご推薦をお待ち申し上げております。
放射化学編集委員会:〒319-1195
茨城県那珂郡東海村白方2-4
日本原子力研究開発機構 先端基礎研究センター
浅井 雅人 気付
日本放射化学会事務局
この日本放射化学会のホームページは、1999年10月12日に正式にOPEN致しました。