福島原発事故対策プロジェクト放射性核種汚染の調査
日本放射化学会では、東京電力福島第一原子力発電所事故によって環境中に放出された放射性物質の測定データについて、データベース作成を行うプロジェクトを行っています。
現在でも様々な機関やグループによって、大規模な放射性物質の測定が継続して行われていますが、個々の研究者が行った測定データは、データ数が少ないこと、測定時期や測定地点が限られており系統的な議論が困難であることなどの理由で、学会や論文投稿といった公式の場での発表がされず、貴重なデータが世界に公表されずにいます。
そこで、会員により測定された測定データを精査した後に信頼性の高いデータベースとして整理し、個々の測定データ間の相関を見出すことで、それぞれの測定データを有効なものとし、データの系統的な論文化のためのバックアップを行います。
論文はデータ提供者の連名でとりまとめ、定期的に投稿し、世界に発信します。大気浮遊塵、土壌、植物、雨など、各種データをお持ちの方は、ぜひご協力ください。
*本プロジェクトの詳細を知りたい方は、下記の放射化学ニュースをご覧ください。
「放射化学ニュース 第25号 36ページ 福島原発事故対策プロジェクト 進捗報告」
本プロジェクトに関する問い合わせ先 (<_a_t_> の部分を@に変更して下さい)
田上恵子 k_tagami<_a_t_>nirs.go.jp
高宮幸一 takamiya<_a_t_>rri.kyoto-u.ac.jp
國分陽子 kokubu.yoko<_a_t_>jaea.go.jp
日本放射化学会で行っている福島原発事故対策プロジェクト(放射性核種汚染の調査)におけるデータのご提供の際に必要なデータの入力フォーマットとして、以下のExcelファイルをダウンロードしてお使いください。
なお、データは随時、募集中です。
< データ提供用フォーマット >
データ送付先: 國分陽子(kokubu.yoko<_a_t_>jaea.go.jp )