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分科会(2015年)

原子核プローブ分科会 

2015日本放射化学会年会・第59回放射化学討論会におきまして,下記の要領で原子核プローブ分科会を開催致します.奮ってご参加下さりますよう,ご案内申し上げます.
分科会の事前登録はありませんので,当日分科会会場にお集まり下さい.なお希望される方は, お弁当(1000円程度)をあらかじめ手配いたしますので,氏名,所属,連絡先を明記の上,9月17日(木)までに世話人:岡(kotobuki@m.tohoku.ac.jp)までメールでお申し込み下さい (注文を忘れそうな方にもお声かけお願いいたします).
※できるだけグループごとでの申し込みをお願いいたします.
その場合,代表者の氏名,所属,連絡先,必要個数をメールでご連絡下さい.

開催日時:平成27年9月25日(金)11:40-12:55(討論会1日目)
場所:東北大学川内北キャンパス A会場 講義棟B 棟201(2F)
プログラム(案)
1. 依頼講演1(11:40-12:05)
講師:酒見泰寛(東北大学)
タイトル:「レーザー冷却RIによる原子核物理研究」
概要:反物質はどのように消失していったのか,本講演では,レーザー冷却RIを用いた物質・ 反物質対称性(CP対称性)破れの研究を紹介する.反物質消失や階層問題の解決,ゲージ結合定数の統一,暗黒物質等を解決する候補として考えられている素粒子標準模型を超える様々な理論では,超対称性粒子をはじめ,未知粒子の存在が予想されており,これらの粒子の伝搬により,電子において有限の永久電気双極子能率(EDM)が出現すると予測されている.特に,電子を構成要素にもつ重い放射性同位元素では,この微小なEDMのシグナルが,相対論効果により,大きく増幅されることが示唆されており,RIによるEDM探索は,大規模加速器実験と相補的に,非常に高エネルギーの新現象を高感度で探索する方法として注目されている.EDMの測定感度を高めるために,レーザー冷却技術を駆使して,光格子中にRIを閉じ込める次世代EDM探索実験の現状を報告する.
2. 依頼講演2(12:05-12:30)
講師:岩井岳夫(山形大学)
タイトル:「山形大学医学部における重粒子線がん治療施設設置プロジェクト」
概要:山形大学医学部では,北日本のがん医療の向上を目指して10年以上にわたって重粒子線がん治療施設の建設計画を推進してきた.過去2年間の研究開発期間を経て,今年度から4年間かけて建物と装置を整備するための予算が認められ,2019年10月治療開始に向けてスタートを切ったところである.本学施設の特徴は,コンパクトな設置面積で総合病院の付属施設として直接接続できる点や,省エネルギー性能に優れている点,3Dスキャニング照射法を採用することにより廃棄物を大幅に削減した点などが挙げられる.また,放医研モデルより更に小型化され
た超伝導回転ガントリーを備えることも大きな特徴である.
3. 事務連絡(12:30-12:40)
次年度の担当者決定と事務連絡
4. 報告(12:40-12:55)
募集中
※情報提供/事務連絡を希望する方は世話人までご連絡下さい(9月18日(金)締切)
※最新情報はHP(http://www.radiochem.org/bunkakai/index.html)でご確認下さい.
2015原子核プローブ分科会世話人:岡 壽崇(東北大高教機構)kotobuki@m.tohoku.ac.jp

アルファ放射体・環境放射能分科会

2015日本放射化学会年会・第59回放射化学討論会におきまして、下記の要領でα放射体・環境放射能分科会を開催致します。奮ってご参加賜りますよう、ご案内申し上げます。
分科会の事前登録はありませんので、当日分科会会場にお集まり下さい。
なお希望される方は、お弁当(1000円程度)をあらかじめ手配いたしますので、氏名・所属・連絡先を明記の上、
9月17日(木)までに世話人:齊藤(t_saito@shokei.ac.jp)までメールでお申し込み下さい
(注文を忘れそうな方にもお声かけお願いいたします).
※できるだけグループごとでの申し込みをお願いいたします。
その場合、代表者の氏名、所属、連絡先、必要個数をメールでご連絡下さい。

開催日時:平成27年9月26日(土)11:30~12:30(討論会2日目)
場所:東北大学川内北キャンパス A会場 講義棟B 棟201(2F)

プログラム
1. 依頼講演1(11:35-12:05)
講師:田副博文 氏(弘前大学 被ばく医療総合研究所)
タイトル:「DGAレジンを用いたイットリウム迅速分離によるストロンチウム90の定量
               ―海水、土壌、生物試料への適用-」

概要:土壌のSr-90濃度は高汚染地域であってもCs-137濃度の2桁から4桁低いレベルであり、 Sr-90の大部分が原子炉内に残留していると考えられている。一方で原子炉建屋およびタービン建屋内に滞留する汚染水のSr-90、Cs-137濃度はともに105 Bq/cm^3オーダーと見積もられている。この汚染水にはじめとするSr-90を監視すべき対象は土壌・地下水・海水など多岐にわたり、その濃度範囲は8-10桁に及ぶ。文部科学省による公定法では、熟練した分析者と膨大な時間が必要とされる。本発表では汚染の少ない土壌や沿岸海水の分析のために開発したキレート
樹脂DGA Resinを用いた簡易分析法を紹介する。Sr-90の分析には天然に存在するU, Th, Pb-210, Pb-214, Bi-214や人為起源のCs-137などベータ放出核種を除去し、子孫核種Y-90の化学分離が不可欠である。一方、Y-90はSr-90から分離された後は半減期64時間に従い、減衰するため迅速性が求められる。DGA Resinは高濃度の塩酸および硝酸溶液中でYに対して非常に高い分配係数を示す。 土壌や生物試料のように共存イオンの多い試料についても、溶解液を直接DGA Resinに導入し、 短時間で分離することが可能である。
2. 事務連絡(12:05-12:15)
次年度の担当者決定と事務連絡

3. 報告(12:15-12:25)
募集中
※情報提供/事務連絡を希望する方は世話人までご連絡下さい(9月18日(金)締切)
※最新情報はHP(http://www.radiochem.org/bunkakai/index.html)でご確認下さい。
2015α放射体・環境放射能分科会世話人:齊藤 敬(尚絅学院大学)t_saito@shokei.ac.jp

放射化分析分科会

仙台で開催されます第59回放射化学討論会におきまして、下記の通り放射化分析分科会(放射化分析研究会総会)を開催致します。 分科会への事前参加登録は必要ありませんので、分科会の会場に直接お集まりください。なお、昼食(お弁当など)は、 各自でご持参ください。

 記

開催日時:2015年9月26日(土)11:40-13:00頃
開催場所:放射化学討論会B会場

 内容

・分科会
 →各施設の現状報告
 電子光理学研究センター (菊永)
 J-PARC及び施設の共用化について (藤)
 JRR-3 (未定)
 KUR (関本)
 →話題提供
 MTAA-14の報告 (大浦)

・放射化分析研究会総会
 →会計報告等

・放射化分析に関する京大炉専門研究会の案内
・その他

連絡事項等をお持ちの方は、世話人までご連絡をお願いします。

また上記に先立ち、9/25(金)の17:15-に討論会B会場において、放射化分析研究会拡大幹事会を行いますので、ご参加をおねがいします。

放射化分析分科会
世話人:京都大学原子炉実験所 関本 俊

核化学分科会

2015日本放射化学会年会・第59回放射化学討論会におきまして,下記の要領で核化学分科会を開催致します。奮ってご参加下さりますよう,ご案内申し上げます。

分科会の事前登録はありませんので,当日分科会会場にお集まり下さい。なお希望される方は,お弁当(1000円程度)をあらかじめ手配いたしますので,氏名,所属,連絡先を明記の上、9月17日(木)までに世話人:菊永(kikunaga@lns.tohoku.ac.jp )までメールでお申し込み下さい(注文を忘れそうな方にもお声かけお願いいたします)。
※できるだけグループ毎での申し込みをお願いいたします。その場合,代表者の氏名,所属,連絡先,必要個数をメールでご連絡下さい。

        記
開催日時:平成27年9月25日(金)11:40-13:30 (討論会1日目)
場所:東北大学川内北キャンパス B会場 講義棟B 棟204(2F)

プログラム(案)
1.事務連絡(11:40-11:50)
・次年度の担当者決定と事務連絡

2.依頼講演(11:50-12:35)
・講師:岩村 康弘 先生
タイトル:「凝縮系核反応の研究状況と今後―ナノ構造金属において観測される新しい元素変換現象を中心にー」
概要:ナノ構造Pd多層膜に元素を添加し重水素ガスを透過させると、添加した元素が別の元素に変換されるという新現象が、2000年頃に三菱重工のグループによって見出された。これまでにこの方法によりCsからPr、BaからSm、WからPt等への変換などが観測されている。特にCsからPrへの変換については、SPring-8の放射光を用いたIn-situ計測により確認されており、豊田中研などが独立に再現実験に成功している。本発表では、この現象を含む凝縮系核反応分野のこれまでの経緯や研究開発の現状や今後の展望等について述べる。

3.報告(12:35-13:55)
・核化学夏の学校 未定(金沢大)
・TAN15 浅井雅人(原子力機構)
・MARC X 高宮幸一(京大炉)
・その他(募集中)

※情報提供/事務連絡を希望する方は世話人までご連絡下さい(9/18〆切)

若手の会

2015日本放射化学会年会・第59回放射化学討論会において、「若手の会」を下記の通り開催致します。
多くの学生、若手研究者のご参加をお待ちしております。
また、例年通り若手の会終了後に懇親会を予定しております。
参加人数把握のため、若手の会および懇親会の出欠、氏名(ふりがな)、所属、身分につきまして、
9/8(火)までに理研の小森(yukiko.komori@riken.jp)までご連絡をお願い致します。
研究室単位でまとめてご連絡いただけると助かります。

以下、若手の会のプログラムと懇親会の詳細です。

◎若手の会
開催日時: 2015年9月25日(木) 17:15~18:30
場所: 東北大学川内北キャンパス 講義棟B棟201(A会場)

プログラム
1. 若手の会主催者あいさつ
2. 各研究室の代表者による研究室紹介 (口頭で3分程度、7-8研究室)
3. 依頼講演(25+5)
4. 次年度の担当者決定と承諾、その他連絡(予定されている方は予めご連絡ください)
5. 若手の会懇親会の案内

【依頼講演】
講師:浅井志保先生(原子力機構原子力基礎工学研究センター 分析化学研究グループ)
講演題目:「使用済み燃料中に含まれる長寿命核種の質量分析」

◎若手の会懇親会
開催日時:若手の会終了後 19:00~21:00を予定
場所:JR仙台駅 西口 徒歩5分
   奥州魚河岸酒屋 天海のろばた 本店(http://r.gnavi.co.jp/t239500/)
   参加費:4000円程度
東北大川内キャンパス・萩ホール前からバスで仙台駅まで移動(運賃 180円)